レイカーズのジェームズがユニホーム姿を披露 キャンプイン直前に今季にかける思いを吐露

[ 2018年9月25日 15:19 ]

レイカーズの「メディア・デー」に姿を見せたジェームズ(AP)
Photo By AP

 NBAキャバリアーズからレイカーズに移籍したレブロン・ジェームズ(33)が24日、キャンプ直前の公式イベント「メディア・デー」に出席。FA選手として4年1億5330万ドル(約173億円)でレイカーズと契約して以来、ジェームズが背番号23の新たなユニホーム姿を披露するのはこれが初めてで「どんなユニホームであれ、自分はこのレベルのリーグでプレーできることを光栄に思う」と笑顔をのぞかせた。

 会見では「オフの決断はあくまで家族とレイカーズに対してのもの。自分はバスケットボールの選手。だからプレーするためにここに来た」と発言。ハリウッドに代表されるエンタ―テイメント・ビジネスへの関心が移籍につながったとする噂は一蹴した。

 今季のチームについても言及。ヒートとキャバリアーズで過去8年連続でファイナルに出場しているが「チームの陣容は新しくなっている。だかいいことも悪いことも両方起こるだろう」と移籍初年度でのファイナル制覇については少し“距離”を置く言葉を並べた。

 西地区での最大のライバルは昨季にファイナル連覇を達成したウォリアーズだが「ゴールデンステート(ウォリアーズ)に追いつくにはまだ長い道のりがある」と戦力的にはまだ整っていないことも強調。それでも「優勝することが唯一の成功だとは思わない。勝つこともあれば負けることもある。日々、きちんと準備することが大切だ」と語り、レギュラーシーズン全82試合に集中することを目標に掲げていた。

 レイカーズは今オフ、ジェームズ以外に前ウォリアーズのセンター、ジャベール・マギー(30)、前ペイサーズのシューティングガード、ランス・スティーブンソン(28)、前ペリカンズのポイントガード、ライジョン・ロンド(32)、前ニックスのスモールフォワード、マイケル・ビーズリー(29)といったベテランも補強。ファイナルで通算16回優勝している名門にもかかわらず、ここ5シーズン連続で勝率は5割を下回っているだけに、ジェームズを中心にした新チームがどこまで勝ち星を増やすかが注目されるところだ。

続きを表示

この記事のフォト

2018年9月25日のニュース