デニス・テンさん死亡 浅田真央さん沈痛「大切な仲間の命が奪われた」

[ 2018年7月20日 07:11 ]

浅田真央さん
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 2014年ソチ冬季五輪フィギュアスケート男子の銅メダリスト、カザフスタンのデニス・テン選手(25)が同国の最大都市アルマトイの路上で19日、刃物で刺され、死亡した。ロシア通信が報じた。

 交流があった浅田真央さん(27)は20日、自身のインスタグラムを更新し、「なぜ、どうして、信じられません、信じたくありません。大切な仲間の命が奪われたなんて、辛いです、悲しいです」と沈痛な思いを吐露。テン選手との2ショット写真を投稿した。

 さらに「日本のショーに来てくれたり、カザフスタンのショーに呼んでくれたり、カナダやロシアで一緒に練習やテニスやバーベキューをしたりしました。とても優しくて、面白くて、いつも一生懸命な人でした」と人柄をつづり、「心よりご冥福をお祈り致します」と悼んだ。

 テン選手は14年にはカザフスタンで自身が主催したアイスショーに真央さんを招待するなど交流があり、昨年に浅田さんが引退した際には「競技生活はいつか終わりを迎えるが、外には全く新しい世界がある。前途に幸あれ」とメッセージを寄せていた。

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2018年7月20日のニュース