貴公俊 白鷹山に敗れ幕下Vならず「大事な時に勝てなかった」

[ 2018年7月20日 15:56 ]

大相撲名古屋場所13日目 ( 2018年7月20日    愛知・ドルフィンズアリーナ )

<大相撲13日目>白鷹山は寄り切りで貴公俊(左)を下す(撮影・岩崎 哲也)
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 今場所から復帰した幕下の貴公俊(21=貴乃花部屋)は、優勝を懸けた白鷹山との一番で敗れ6勝1敗で名古屋での取組を終えた。

 立ち合いすぐに左を差したが、相手に左下手を引かれ前に出られた。巻き返して体勢を立て直そうとしたものの右上手を引き付けら寄り切られた。

 取組直後は無言で支度部屋へ。その後、貴ノ岩の付け人の仕事をこなし、会場を後にする際に「大事な時に勝てなかった。6番までは良かったと思います。来場所に向けてこの気持ちを忘れないようにやりたい」と話した。新十両で迎えた春場所で付け人に手を上げ場所後に一場所の出場停止処分を受けた。師匠の貴乃花親方(元横綱)も監督責任などを問われ平年寄に降格。今場所、弟子が連勝しても師匠は「まだまだこれからです。師弟ともども精進するだけです」と静かに見守っていた。復帰場所ですぐに結果を残すことはできなかったが、再スタートを切った師弟は着実に前に進んでいる。

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2018年7月20日のニュース