高安 先輩の、大関の意地!御嶽止めた 胸張り「気持ちです」

[ 2018年7月20日 05:30 ]

大相撲名古屋場所12日目 ( 2018年7月19日    ドルフィンズアリーナ )

土俵際で御嶽海(手前)の足が先に着き、高安が白星を挙げる(撮影・椎名 航)
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 先輩力士として、大関として、高安が意地を見せた。際どい勝負となった一番。静まり返る場内に勝利が告げられると、大きく息をついた。3歳下の関脇・御嶽海の連勝を11で食い止めた28歳は「気持ちですね」と胸を張った。

 終盤に差し掛かり勝負どころで2連敗。苦境に立たされたカド番の大関は「場所中に連敗が重なると精神的プレッシャーある。それに打ち勝たないといけない」と胸中を明かした。横綱不在でより一層注目される今場所。残り3日間、まだ優勝の可能性が消えたわけではない。「もう一回気を引き締めて、浮足立たないように、しっかり腰を落として相撲を取りたい」と口元を引き締めた。

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2018年7月20日のニュース