安美錦が勝ち越し　最高齢再入幕の記録更新へ期待「あと２つ、しっかり相撲をとりたい」

大相撲名古屋場所１３日目 （ 2018年7月20日    愛知・ドルフィンズアリーナ ）

　西十両４枚目の現役最年長関取、安美錦（３９＝伊勢ケ浜部屋）がはたき込みで新十両の美ノ海を下して勝ち越し。自身が持つ３９歳６カ月の最高齢再入幕の記録更新へ、期待が膨らんだ。

　「やったことのない相手。高くならないようしてね。あとは反応。あと２つ、しっかり相撲をとりたい。先の事は考えても仕方がない」

　もし秋場所で幕内復帰を果たせば、幕内通算在位が９８場所となり、高見山を抜いて歴代単独３位にもなる。１２日目に通算勝ち星で大鵬超えの８７３勝目も挙げている大ベテラン。存在感は増すばかりだ。