男子 前田ら3人首位並走 女子は小暮、羽藤がトップ発進

[ 2018年7月20日 05:30 ]

スポニチ主催平成30年度関東高校ゴルフ選手権第1日 ( 2018年7月19日    長野県 軽井沢72G東C 男子=6879ヤード、パー71、女子=6384ヤード、パー72 )

関東高校ゴルフ男子第1日 66の5アンダーでトップに並んだ前田(左)と大栗の作新学院コンビは笑顔で握手(撮影・村上 大輔)
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 男子は作新学院(栃木)の前田光史朗(3年)と大栗平(2年)、さらに本間一太(埼玉・埼玉栄2年)の3人が5アンダーの66でトップに立ち、女子も小暮広海(新潟・開志国際3年)、羽藤和奏(千葉・わせがく2年)が4アンダーの68で首位を分けた。最終日も18ホールで争われ、男子42人、女子35人が8月の全国大会(茨城・セントラルGC)に進出する。

 ≪男子 前田好調66、後輩大栗も奮闘≫66でトップの前田は「最近調子が良く目標の68を上回れました」と会心の笑顔だ。6月の関東ジュニア栃木予選は66でトップ、先週の国体関東大会も67で栃木に優勝をもたらし、最終日へ向け「ショットはいいのでパットが決まってくれたら」と優勝を狙う。そんな前田を驚かせたのが1年後輩の大栗。「パープレーの目標がショットがついてパットも決まって」と同じく6バーディーの66。先輩と同じ組での優勝争いに「ちょっと回りにくいけど、頑張ります」と話した。

 ≪女子 小暮、体調不良も4バーディー≫羽藤と並びトップでホールアウトした小暮は「体調が悪くて18ホール回れればいいと思ってました」。17日に千葉・鎌ケ谷CCで行われた関東ジュニア地区予選に出場し熱中症に見舞われた。ホールアウト後も「まだ頭が痛いし、足もふらつくんです」と話しながらも「逆に落ち着いてやれたのかも」と4バーディー。最終日に向け「欲張らずに体に気を付けて」と自らに言い聞かせていた。

 ≪女子 期待の1年生・六車好発進≫麗沢1年の六車が2打差3位と好スタート。麗沢中では全国大会団体3連覇のメンバーで、個人戦でも3年夏は3位に食い込んだ期待の1年生。スタートでボギーとつまずいたが、名物ホールの18番、715ヤードのパー6では1W、3W、3W、ウエッジで4メートルにつけ3つ目のバーディーで締めた。17日の関東ジュニア地区予選もトップ通過しており「順位より自分のベストを出せば結果は付いてくる」と自信をのぞかせた。

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