テンさん殺害の容疑者１人を拘束　もう１人の容疑者の身元も判明

カザフスタンで強盗に殺害されたテンさん（ＡＰ）
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　２０１４年ソチ冬季五輪のフィギュアスケート男子シングルで銅メダルを獲得したカザフスタンのデニス・テンさん（２５）が刃物で刺されて死亡した事件で、同国アルマトイの警察当局が２０日になって容疑者の１人を拘束した。

　拘束されたのはヌラリ・キヤソフ容疑者ですでに容疑を認めている。犯行の詳細は不明だが、ＡＰ通信によれば警察当局はもう１人のアーマン・クダイベルゲノフ容疑者の行方を追っている。

　テンさんは１９日午後３時、自分の車からミラーを盗もうとしていた２人組の暴漢に刺され、搬送先の病院で２時間におよぶ蘇生処置を受けたが死亡。カザフスタンでは国を挙げてテンさんの死を悼んでいる。