ラグビー日本代表「思い出の地」宮崎で合宿開始

[ 2018年5月28日 19:52 ]

6月のテストマッチに向けて宮崎で合宿を開始したラグビー日本代表。左から2人目がリーチ・マイケル主将
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 ラグビー日本代表は28日、6月のテストマッチ3連戦(9、16日・イタリア戦、23日・ジョージア戦)に向けて宮崎県宮崎市のシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートで合宿を開始した。

 前日、各地から宮崎入りした選手は、この日午前からまずはウエートトレーニングを行った。その後はグラウンドでフィットネス練習を挟みながら、攻守の連係を確認するハードメニュー。午後は再びフィットネスやスキル強化の練習で初日を終えた。

 同地は前回の15年W杯前、4〜8月の長期に渡って日本代表がキャンプを張った地として知られる。一大リゾートの敷地内にホテルとグラウンド、トレーニング施設や温泉などのリラクゼーション施設を兼ね備え、移動の負担や時間ロスは一切ない。一方で当時の代表選手にとっては、エディー・ジョーンズ前ヘッドコーチの下、早朝5時の通称「ヘッドスタート」を皮切りに、4部、5部練習を100日以上も重ねた忘れたくても忘れられない場所だ。

 現代表でも主将を務めるリーチ・マイケル(東芝)は、その点を指摘されると「つらい思い出はあるけど、いい思い出もあるので」と苦笑い。一方で昨秋から日本代表に定着したフランカー姫野和樹(トヨタ自動車)は「環境は凄くいい。歩いて練習にいけるし、すぐにホテルに帰れる。宮崎はご飯もおいしい。ついつい食べ過ぎてしまう」とあっという間に気に入った様子だった。

 日本代表は6月1日まで同地で合宿を行った後、一旦解散。同3日に再集合して東京都内で合宿を行い、9日のイタリア第1戦(大銀ドーム)に備える。

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2018年5月28日のニュース