大坂なおみ 初シードで全仏初戦突破「あんまり負けたくない」

[ 2018年5月28日 19:50 ]

テニス全仏オープン第2日・女子シングルス1回戦   大坂なおみ―ソフィア・ケニン ( 2018年5月28日    パリ・ローランギャロス )

ソフィア・ケニンと対戦する大坂なおみ
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 世界ランキング20位で第21シードの大坂なおみ(20=日清食品)が、同95位のソフィア・ケニン(19=米国)を6―2、7―5のストレートで退け、2年ぶりに初戦を突破した。

 「今日の試合はちょっと難しかった。でも勝った。うれしい」。第1セットを快調に先取したものの第2セットは逆に1―5と追い込まれた。「足があんまり動かなかった。ドロップショットとか(対応が)大変だった」と振り返ったが、ここから本領を発揮。13連続ポイントを含む6ゲーム連取で一気に試合を決めた。

 3月に四大大会に次ぐ規模のBNPパリバ・オープンでツアー大会初優勝を果たした。全仏は初のシードでの出場とあって「(重圧は)いっぱいあった」としながらも「あんまり負けたくない。“なおちゃん、頑張って”(の声援が)うれしかった」と大坂。

 2回戦では世界ランキング51位のザリナ・ディアス(24=カザフスタン)と対戦する。一発のショットでねじ伏せるパワーテニスが持ち味の大坂。球足が落ちるクレーコートでどう結果を出していくか注目される。

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2018年5月28日のニュース