白鵬 モンゴルへ帰国 亡き父に「いい報告がしたかったけど…」

[ 2018年5月28日 16:50 ]

 大相撲夏場所千秋楽から一夜明けた28日、横綱・白鵬(宮城野部屋)が成田空港発の航空機で母国モンゴルへ帰国した。「ふる里に帰ります。親父の四十九日を終えたこと、お母さんがやっと自由になれるというので元気づけてあげたい」。場所前は四十九日と重なる千秋楽で、「お父さんにいい報告を」と誓っていたが、後半戦に星を落として希望はかなわなかった。

 「いい報告がしたかったけど、自然に逆らっちゃいけない。場所中に(左膝の)ケガもあったし、頑張ったという報告ができればと思う」。千秋楽の鶴竜戦で、土俵際に押し込まれながら一度残したことを自ら収穫に挙げている。3場所ぶりに15日間の務めを果たし、11勝4敗。「ちょこっと疲れた。肉体的にも精神的にも」と話し、機上の人となった。

続きを表示

2018年5月28日のニュース