37年ぶり優勝のユーバー杯から帰国 高橋礼主将「たかが1回。ここで満足しない」

[ 2018年5月28日 12:49 ]

バドミントンのユーバー杯を制し、成田に帰国した日本女子。(下段左から)奥原、山口、高橋沙、佐藤(上段左から)田中、米本、松友、高橋礼、広田、福島                               
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 バドミントンの国・地域別対抗戦、女子ユーバー杯で37年ぶりに優勝した日本代表が28日、タイ・バンコクから成田着で帰国した。日本は1次リーグ、決勝トーナメント全6戦でシングルスとダブルスでそれぞれ1試合を落としただけ。決勝の地元タイ戦も3―0で快勝するなど圧倒的な力を示して王座獲得し、主将を務めた高橋礼華(日本ユニシス)は「第1シードのプレッシャーがあったが、みんなで戦った結果が優勝につながった。チームワークの良さと層の厚さを実感した」と喜びに浸った。

 相手エースと戦う第1シングルスとして優勝に貢献した山口茜(再春館製薬所)は「後ろに強い選手にがいるので心強かった。(第1シングルスを)あまり意識せずに戦えた」と振り返った。

 現在、日本の女子はシングルスのトップ10に2人、ダブルスはトップ5に3組と戦力が充実している。高橋礼は「(37年ぶりの優勝は)凄いことだけど、(過去17大会中14回優勝の)中国に比べたら、たかが1回。ここで満足せず、2連覇、3連覇して日本は強いと思われるように頑張りたい」とさらなる飛躍を誓った。

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