ハーフマラソン一般男子は山下が初優勝、女子は山口8連覇

[ 2018年5月28日 05:30 ]

スポニチ創刊70周年記念第38回スポニチ山中湖ロードレース ( 2018年5月27日    山梨県山中湖村 )

スポニチ山中湖ロードレースのハーフマラソンで優勝した山口遥と山下侑哉(撮影・西川祐介)
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 1万3360人がエントリーして行われ、ハーフマラソン(21・0975キロ)一般男子は山下侑哉(24)が初優勝、同女子は山口遥(30)が8連覇を達成した。山中湖一周(13・6キロ)一般男子は牛山純一(34)が2年連続3度目の優勝を飾り、同女子は明石伊央(23)が初優勝した。

 ハーフマラソン一般男子は、スーパーマーケットを展開する実業団チーム、サンベルクスに所属する山下が初優勝。「コースは起伏もあって苦しかったが、勝てて良かった」と笑顔がはじけた。入社当初はスーパーの精肉部門に勤務。現在は本社で経理として働きながら、今年から本格的にフルマラソンに挑戦している“スーパーランナー”は「職場の理解もあり、練習に打ち込めた結果です」と感謝を口にしていた。

 また、ハーフマラソン一般女子は女王・山口が堂々の8連覇だ。参加者には昨年の大阪マラソン優勝の木下裕美子の姿もあり「連覇が途切れるかもってドキドキでした。優勝できてホッとしてます」と日焼けした顔をほころばせた。昨年5月からブラインド(視覚障がい者)マラソンの伴走を始め、東京パラリンピックを目指す選手から「刺激を受けている」という。20年まで連覇を続けると節目の10となるだけに「そこまでは頑張ります」と誓った。

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2018年5月28日のニュース