彩子 4差11位浮上、中断も集中 最終日へ「判断が大事に」

[ 2018年5月28日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー ボルビック選手権第3日 ( 2018年5月26日    ミシガン州アンアーバー トラビスポイントCC=6734ヤード、パー72 )

ボルビック選手権第3日 13番でバーディーパットを決め、ギャラリーの声援に応える上原。通算8アンダーで11位
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 上原彩子(34=モスバーガー)が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算8アンダーの208で首位と4打差の11位につけた。トップから出た畑岡奈紗(19=森ビル)は3バーディー、5ボギーの74と乱れ、通算7アンダーの15位に後退。69をマークした横峯さくら(32=エプソン)は3アンダーの42位。68で回ったミンジ・リー(22=オーストラリア)が通算12アンダーでトップに立った。

 上原は4番で1メートルのバーディーチャンスにつけた直後に雷の接近でホーンが鳴った。2時間余り中断したが集中力を保ち、再開後のパットをきっちり決めた。前半で3つ、後半で2つのバーディーを奪ってスコアを伸ばし「いいパットを決められた」と満足そうだった。首位とは4打差だが、2位以下は混戦。安定感が光る34歳のベテランは最終日をにらみ、「一つ一つの判断が大事になる」とマネジメントの重要性を強調した。

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2018年5月28日のニュース