中野氏、東京五輪金へ意欲と自信 自転車連盟強化委員長に復帰

[ 2016年10月31日 16:21 ]

 自転車トラック種目の新体制が31日、発表され、往年の名選手の中野浩一氏(60)が2011~13年に務めた日本自転車競技連盟の選手強化委員長に復帰した。中野氏は東京都内で記者会見し「短距離で何とか金メダルを取りたい」と20年東京五輪へ意欲的に話した。

 日本はリオデジャネイロ五輪で2大会連続のメダルゼロだった。現役時代に世界選手権男子スプリント10連覇、競輪でも賞金王6度の中野氏に再建を託した。中野氏は「才能がある選手を探して強化すれば(東京五輪まで)短い期間ではない」と自信を示した。

 短距離部門のヘッドコーチには、リオ五輪の女子チームスプリント金の中国で指導したブノワ・ベトゥ氏(43)が就任した。同連盟の橋本聖子会長は東京五輪の目標に「金を含む5個以上のメダル」を掲げた。

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2016年10月31日のニュース