Bリーグで異例11人同時退場 もみ合い…控え選手も

[ 2016年10月31日 05:30 ]

Bリーグ第6節 ( 2016年10月30日 )

<千葉・A東京>審判と話す選手たち(C)B.LEAGUE
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 東地区の千葉―A東京で異例の事態が起きた。接触プレーを巡ってもみ合いがあり、両チーム合わせて11人が同時に退場した。試合はA東京が82―70で勝ち、10勝目を挙げた。同地区首位の栃木は秋田に87―73で快勝し、10勝2敗とした。西地区はトップの名古屋Dが2位三河に77―71で勝ち、9勝3敗とした。三河は8勝4敗。琉球は滋賀を84―75で下し、7勝4敗となった。中地区の新潟は79―57で富山に快勝し、7勝5敗とした。首位川崎と2位の三遠は試合がなかった。

 前代未聞の事態が発生した。第1クオーターの終盤のプレー中にA東京の菊地と千葉のアームストロングが接触。口論から殴りかかろうとしたアームストロングと、もみ合いに加わった両チームの控え選手を含めて11人が退場となった。ルールで控え選手がコートに入ることは認められていない。

 両軍ともに残り少なくなったメンバーで戦うことになった試合は、第1Qを東京が19―14とリードして終了。そのままリードを保って82―70で勝利した。「このような試合になってしまい会場に観戦にお越しいただいた方々、映像でこの試合を見られている方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです」とA東京の伊藤ヘッドコーチ。両チーム合わせて11人が同時退場とする異例の事態に後味の悪さが残った。

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2016年10月31日のニュース