豪栄道が初の東の正大関 九州場所番付発表

[ 2016年10月31日 07:30 ]

 日本相撲協会は31日、大相撲九州場所(11月13日初日・福岡国際センター)の新番付を発表し、9月の秋場所で初優勝を全勝で果たし、初めて綱とりに挑む大関豪栄道が大関14場所目で初めて東の正位に就いた。

 御嶽海が新小結に昇進して東。幕下付け出しデビューから所要10場所は昭和以降5位の速さで、長野県出身では元関脇高登以来84年ぶりの新三役となった。10場所ぶりに小結の玉鷲が西。関脇は東が大関とりの高安で2場所連続、西は隠岐の海が10場所ぶりに座った。

 大輝改め北勝富士と石浦が新入幕。北勝富士は初土俵から所要10場所で、年6場所制となった1958年以降初土俵(幕下付け出しを除く)で2番目のスピード出世。石浦は鳥取県出身として元横綱琴桜以来、53年ぶりに幕内へ昇進した。

 横綱陣は東の正位が2場所連続で日馬富士、西は鶴竜。先場所全休し、史上3人目の通算千勝まであと3勝の白鵬は初めて東の2番目となった。豪栄道以外の大関陣は稀勢の里が西の正位、琴奨菊は東で、3度目のかど番の照ノ富士が西の順。

 再入幕は3場所ぶりの英乃海と千代大龍。新十両は大翔鵬、小柳、明生で、再十両は山口と竜電の2人だった。

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2016年10月31日のニュース