松山、2打差3位で最終日へ!一時は首位と1打差も…終盤スコア落とす

[ 2016年4月10日 08:28 ]

第3ラウンド7番、ティーショットを放つ松山(AP)

 男子ゴルフのメジャー第1戦、マスターズ第3日は9日、米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGC(7435ヤード、パー72)で行われ、日本勢で唯一出場の松山英樹(24=LEXUS)は3バーディー、3ボギーの72で回り、通算1アンダーで首位と2打差の3位タイに浮上して最終日を迎えることになった。

 首位と3打差の5位から出た松山は2番パー5でバーディーを奪う幸先のいいスタート。続く3番でボギーを叩いたものの、8番パー5でもバーディー。スコアを一つ伸ばして前半を折り返した。

 後半はパープレーが続いたが、14番パー4でバーディーパットを沈め、会心のガッツポーズ。この時点で首位のジョーダン・スピース(22=米国)に1打差に迫った。しかし、15番パー5で2オンに成功もバーディーパットはわずかに外して首位に並ぶチャンスを逃すと、16番パー3では3パットで痛恨のボギーとなり、続く17番パー4もボギー。最終18番はパーセーブで終え、連日のイーブンパーでのフィニッシュとなった。

 スピースは終盤に崩れて73とスコアを落としたが、通算3アンダーで首位をキープ。2年連続完全優勝へ王手を懸けた。1打差の2位にスマイル・カウフマン(24=米国)が続き、85年、93年大会優勝のベルンハルト・ランガー(58=ドイツ)とメジャー初制覇を目指す松山が3位タイで追っている。

 ▼松山英樹の話 緊張なく普通にやれた。15番まではすごくいいプレー。パーオンできたのが良かった。16番のイーグルパットで、その難しさに緊張してからストロークがおかしくなった。しっかり修正して、優勝を目指して頑張る。

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