松山、メジャー初Vへ“圏内”2打差「チャンスあるので頑張る」

[ 2016年4月10日 09:30 ]

第3ラウンド、14番でバーディーを決め喜ぶ松山英樹

 米男子ゴルフのメジャー第1戦マスターズは9日、米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGCで第3ラウンドが行われ、5位から出た松山英樹(24=LEXUS)は3バーディー、3ボギーの72で回り通算1アンダーで首位と2打差の3位に浮上した。ジョーダン・スピース(22=米国)は73と落としたが、通算3アンダーで首位を守った。

 松山は2番パー5でバーディー先行。3番でボギーをたたいたが、8番パー5で2オンに成功してバーディーを奪い2位に浮上。その後、スコアを落としたスピースに1打差に迫った。14番では長いパットを決めて通算3アンダーまで伸ばした。16、17番の連続ボギーで後退したが、優勝圏内で最終日を迎える。

 ホールアウト後は公式会見に呼ばれて「しっかり準備してきたことが良かったんだと思う。上がり3ホールで2ボギーは痛かった。でもまだチャンスはあるのでしっかり頑張りたい。日本の男子ツアーは女子ツアーと比べて人気がない。ここで優勝することで見方が変わると思うので頑張りたい」と話した。

 日本男子初のメジャー優勝を目指す最終ラウンドはマスターズ2勝のベルンハルト・ランガー(58=ドイツ)と同組で回る。

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