バド男子単は五輪代表「0」も 桃田不出場でランク上位不在

[ 2016年4月10日 19:10 ]

 日本バドミントン協会による無期限の試合出場停止などの処分で、男子のエース桃田賢斗選手(NTT東日本)のリオデジャネイロ五輪出場の可能性が10日、消えた。日本男子が五輪のシングルスに出場できるかどうか不透明となった。

 同種目の出場枠は38人で、世界連盟(BWF)の5月5日付世界ランキングで決まる。上位16位までに2人以上がいる国・地域からは2人、それ以外は17位以下でもランク最上位の1人が出る。

 日本勢は桃田選手が現在2位。2番手の佐々木翔選手(トナミ運輸)は26位で、16位以内に浮上するのは難しい状況にある。日本協会は桃田選手の代わりに、佐々木選手がランク最上位者として出場できないかをBWFに確認中。認められない場合は、桃田選手のBWFへの登録を抹消することも検討するという。

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2016年4月10日のニュース