日本、米国に敗れ3決へ カーリング男子世界選手権

[ 2016年4月10日 00:20 ]

 カーリング男子の世界選手権第8日は9日、スイスのバーゼルで変則方式のプレーオフが行われ、1次リーグ3位で初進出した日本代表のSC軽井沢クは同4位の米国に4―5で競り負けて準決勝進出を逃し、3位決定戦に回った。初のメダル獲得を懸け、10日にデンマーク―米国の敗者と対戦する。

 日本は3―1の第8エンドに3点を奪われて逆転を許した。第9エンドに同点としたが最終第10エンドに勝ち越された。8日に始まったプレーオフでは1次リーグ1位のカナダが同2位のデンマークを下して決勝に進出している。

 2018年平昌冬季五輪の出場枠10のうち、開催国の韓国を除く7枠は今年と来年の大会の順位に応じた獲得ポイントの合計で決まる。

 ▼両角友佑の話 有利に進めていたけど、運悪く、としか言いようがない。ただ、トップ4に入ること自体が初めて。このレベルでできるのは幸せ。

 ▼両角公佑の話 あのエンド(第8エンド)以外は自分たちがコントロールしていた。悲しいけど、まだ銅メダルへのチャンスはある。

 ▼山口剛史の話 米国は消極的で、こっちにチャンスがあると思っていた。しょうがない。(3位決定戦は)楽しみながらいいパフォーマンスを出したい。

 ▼清水徹郎の話 調子は良かった。その中で負けてしまって残念。ベスト4に残れているのもいい経験。あと一つ頑張る。(共同)

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2016年4月10日のニュース