鬼頭まさかの失格…初日のイーグル 沈み切っていなかった

[ 2016年4月10日 05:30 ]

1番でティーショットを放った鬼頭桜

女子ゴルフツアー・スタジオアリス女子オープン第2日

(4月9日 兵庫県三木市 花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコース=6293ヤード、パー72)
 2位発進の鬼頭桜(21=フリー)は、初日のイーグルと記録された10番で球全体がカップの縁に沈んでいなかった事実が第2ラウンド終了後に判明。失格となった。

 初日に1打差の2位と好発進した鬼頭が失格となった。インから出た初日の10番パー5。第3打をカップに入れてイーグルとしたが、旗竿に寄りかかった球の全体がホールの縁よりも下に沈んでいない状態で拾い上げた。この日、ギャラリーから指摘があり、76で回った第2ラウンド後に本人に確認。ゴルフ規則17―4「旗竿に寄りかかっている球」、および3―2「ホールアウトの不履行」に抵触するとして失格となった。ゴルフで「ホールに入る」のは「球全体がホールの縁よりも下にあるとき」で旗竿に寄りかかっている場合は旗竿を動かすなどする必要がある。初日67の好スコアは“幻”となり、鬼頭は「凄い悔しい。(指摘されたことは)今まで気にしたこともなかった」とぼう然としていた。

 ▽旗竿に寄りかかった球 ボールがホールの縁(点線)よりも下に沈んでいる状態でなければホールアウトとならない(ホールアウトの不履行)。旗竿などに寄りかかって止まっている場合はプレーヤーらが旗竿を動かすことができる。ボールが落ち込んだ場合、ストロークで入ったとみなされる。

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2016年4月10日のニュース