錦織 完勝発進!「焦る場面はなかった」6年連続初戦突破

[ 2016年1月19日 05:30 ]

<全豪オープン>1回戦で快勝した錦織圭(AP)

テニス全豪オープン第1日

(1月18日 オーストラリア・メルボルンパーク)
 男子シングルスで世界ランキング7位の錦織圭(26=日清食品)が、4大大会初制覇に向けて完勝発進した。世界34位のフィリップ・コールシュライバー(32=ドイツ)に6―4、6―3、6―3でストレート勝ち。ブレークポイントすら一度も与えることなく、涼しい顔で6年連続の2回戦進出を決めた。20日に予定される2回戦では世界103位のオースティン・クライチェク(25=米国)と対戦する。

 大雪に見舞われた関東地方から南へ約8000キロ。ギラギラ照りつける真夏の太陽の下で、錦織は爽やかな笑顔で歓声を受け止めた。この日は最高気温36度。「確かに暑かったけど早く終わることができた。ここは乾燥しているし、そんなに汗はかかなかった」とさらりと答えた。

 冷や汗一つかかない1時間55分の快勝だった。世界34位のコールシュライバーはノーシードでは最上位の強敵。ただし重圧のかかる4大大会初戦に臨む上でそれはプラスに働いた。「強くてリスペクトできる相手。出だしから集中していた」

 開始直後、自らのサービスゲームで、立て続けにネットにラッシュして連続得点。気迫を感じさせるプレーでコールシュライバーを押し込み、2分かからずにサービスキープに成功した。普段以上に繰り返したガッツポーズも集中力の証。5―4で迎えた第10ゲームをブレークすると、もう一度強く右拳を握り締めた。

 「特にサーブは良かった。そこからの展開もストロークも調子は良かった」。第1サーブの得点率は83%と高く、課題である第2サーブの得点率も65%をマークした。コールシュライバーは錦織の第2サーブに対しても踏み込まずに、大きく後ろに下がって返球してきた。「ボールを落としてじっくり打ってくる選手。自分も焦りすぎずにやろうと思った」と時間的な余裕は錦織の気持ちの余裕にもつながった。

 第2、3セットも常に先手を取り、「最初から最後まで焦る場面はなかった」と相手にはブレークどころか、ブレークポイントも許さなかった。省エネでの6年連続の2回戦進出。「この調子で進みたい」と語る言葉にも自然と自信がこもった。

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