ウォリアーズ圧勝、キャブス・レブロンはキャリア初の屈辱味わう

[ 2016年1月19日 17:42 ]

キャバリアーズ戦で35得点を挙げたウォリアーズのステファン・カリー(AP)

 NBAは18日に各地で5試合を行い、オハイオ州クリーブランドでの一戦ではウォリアーズがキャバリアーズに132―98(前半70―44)で圧勝して38勝4敗。16日にはピストンズに18点差で敗れていたが、昨年6月16日にファイナルの優勝を決めたクリーブランドでは全員が復調した。

 ステファン・カリー(27)は第3Qまでの出場で3点シュートを7本成功(試投12本)させて35得点。ファイナルでMVPとなったアンドレ・イグダーラ(31)も20得点を稼いで勝利に貢献した。

 キャバリアーズはこのカード5連敗となって28勝11敗。第4Qの1分19秒に最大43点差(69―112)をつけられるという屈辱的な敗戦となった。レブロン・ジェームズ(31)は33分の出場で16得点どまり。試合の途中で43点差を追う展開となったのは、ヒート時代を含めて自身通算949試合目で初めての出来事となった。

 ホーネッツは地元シャーロット(北カロライナ州)で再延長の末にジャズを124―119(前半52―43、延長13―13、再延長16―11)で下して19勝22敗。1月になって2勝目を挙げた。

 ポイントガードのケンバ・ウォーカー(25)は6本の3点シュートなどで52得点。グレン・ライスが97年3月6日のセルティクス戦(延長)でマークしていたチーム歴代最多得点記録(48)を塗り替えた。

 ジャズは18勝23敗。この日、リオデジャネイロ五輪の米国代表最終候補に名を連ねたゴードン・ヘイワード(25)が48分の出場時間で36得点を稼いだが惜しくも敗れた。

 クリッパーズは地元ロサンゼルスでロケッツを延長の末に140―132(前半59―52、延長18―10)で退けて27勝14敗。10季目のシューティング・ガード、J・J・レディック(31)が9本の3点シュートを決めて自己最多の40得点をマークし、肺炎で2試合を欠場したセンターのディアンドレ・ジョーダン(27)も16得点15リバウンドを記録してインサイドで勝利に貢献した。ポイントガードのクリス・ポール(30)も28得点12アシスト。ロケッツには昨季プレーオフの西地区準決勝で3勝1敗から3連敗を喫して敗れ、今季も2戦2敗と苦手にしていたがようやく一矢を報いた。

 ロケッツは22勝21敗。センターのドワイト・ハワード(30)が36得点と自己最多に並ぶ26リバウンドを稼いで10試合連続のダブルダブルを達成したが敗れた。ハワードは通算成功率が57・1%だったフリースローを18本中14本決め、相手の反則攻撃をかわしたものの惜敗。ジェームズ・ハーデン(26)は20得点、マーカス・ソーントン(28)は残り7秒での同点シュート(3点シュート)を含めて23得点を稼いだが白星は手にできなかった。

 <その他の結果>ニックス(21勝22敗)119―113(再延長)76ers(5勝38敗)、トレイルブレイザーズ(19勝25敗)108―98ウィザーズ(19勝21敗)、グリズリーズ(24勝19敗)101―99ペリカンズ(13勝27敗)、ブルズ(24勝16敗)111―101ピストンズ(22勝19敗)、ホークス(25勝17敗)98―81マジック(20勝20敗)、ラプターズ(26勝15敗)112―100ネッツ(11勝31敗)、マーベリクス(24勝19敗)118―113(延長)セルティクス(22勝20敗)

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