錦織　１セットも取れなかった天敵に…マリーから歴史的１勝

男子テニス　ＡＴＰツアー・ファイナル第１日

（11月9日 英・ロンドン）
　【錦織　過去のＡ・マリー戦】

　▽１１年１０月マスターズ上海大会準決勝（●３―６、０―６）　まだ世界４７位だった錦織はマスターズ大会で初の４強進出を果たした。だが、同４位のマリーからは１ゲームもブレークできず試合時間５７分で圧倒された。

　▽１２年１月全豪オープン準々決勝（●３―６、３―６、１―６）　世界２６位となって４大大会で初めてシードがついた。４回戦で同６位のツォンガを破り、日本男子１７年ぶりの４大大会８強入り。それでも同４位のマリーには再び完敗した。

　▽１３年１月ブリスベーン国際準決勝（●４―６、０―２、棄権）　錦織は世界１９位、マリーは３位。第１セットはいきなり３ゲームを連取するも、前日の準々決勝で痛めた左膝が悲鳴を上げた。第１セットを失うと力尽き、全豪オープンを見据えて途中棄権を選んだ。

　※コートは全てハード