羽生 悲劇の銀に反応さまざま 海外メディア「Scary」

[ 2014年11月10日 05:30 ]

車いすに乗って帰国した羽生はファンや報道陣の呼びかけに何度も会釈して応える

 フィギュアスケートのGPシリーズ第3戦・中国杯で、羽生がフリーの演技直前の練習で激突しながら出場したことについて村上佳菜子(中京大)は一夜明けた9日に「本当にびっくりした。それでも演技をして、やっぱり強いなと思った」と驚き交じりに話した。

 男子の田中刑事(倉敷芸術科学大)も「見たことのない光景だった。あの状況でもやるという精神力は凄い」と感嘆した。

 AP通信は羽生を指導するオーサー・コーチの「あしたになれば車の衝突で生じるムチ打ちのような状態になるだろう。2人とも気分が悪くなるはず」という談話とともに事故の記事を配信。CBCスポーツ(カナダ)はAP通信の「Scary(恐ろしい)」という形容詞に対し「Nasty(不愉快な、荒々しい)」という表現を用い、NBC(米国)も映像付きでこの模様を報じた。

 また、一般ファンのツイッターなどインターネット上では「感動した」という声が相次いだ一方で、詳細な検査を受けないまま演技したことに対して「危険極まりない」という指摘もあった。

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2014年11月10日のニュース