錦織“見なかった”ことが勝因!?「あそこを見たら終わりと思った」

[ 2014年11月10日 03:58 ]

完全アウェーのなか、錦織を応援するスタンドのファン(AP)
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男子テニスATPツアー・ファイナル1次リーグB組

(11月9日 ロンドン・O2アリーナ)
 マリー戦の最中に錦織が意図的に見ようとしなかったものがある。それは1万7000人超の観衆で埋まったスタンドだ。

 練習日は誰もいなかった客席が、この日は立錐の余地もなく埋まっていた。入場時にチラ見したところ「スタジアムのさらに上に何段も客席があった。信じられないぐらいお客さんがいる。あそこを見たら終わりだなと思った」と見上げないことを心に誓ったという。

 全米オープンのセンターコートの方がサイズ、収容人数ともに多いものの「全米オープンみたいにどでかくないけど、狭い中にこんなに人がいるんだと思った」と圧迫感、迫力は今回の方が上だったようだ。「絶対に見ちゃいけないと思って試合だけに集中していた。下を見てやってました」と笑っていた。

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2014年11月10日のニュース