イランの国際試合禁止も 女性観戦禁止でバレー連盟

[ 2014年11月10日 19:33 ]

 国際バレーボール連盟(FIVB)は女性のゲーム観戦を禁じる限り、イランの国際試合主催を禁じる方針を示したことが9日、明らかになった。イタリアのスポーツ紙ガゼッタ・デロ・スポルト(電子版)などが報じた。イランでは6月、テヘランでゲームを観戦しようとした女性のゴンチェ・ガバミさんが拘束され、後に禁錮1年の実刑判決を言い渡された。

 FIVBは世界選手権などの主催大会では制限解除を求めている。同国では女性が競技場などでスポーツ観戦することは多くの場合、イスラム教上の見解で禁止されている。イランは男子がことしの世界選手権で6位に入るなど、アジア屈指の実力を誇る。(共同)

続きを表示

2014年11月10日のニュース