逸ノ城が初白星　３横綱は２連勝、豪栄道は２敗目

　大相撲九州場所は１０日、福岡国際センターで２日目が行われ、初土俵から所要５場所と昭和以降最速で新関脇に昇進した逸ノ城が初白星を挙げた。宝富士に立ち合いから押し込まれながらも、最後は下手投げで下した。

　大鵬に並ぶ史上最多の３２度目優勝と４連覇を狙う白鵬は安美錦を押し出し２連勝。日馬富士は豊響を寄り切り、鶴竜も栃煌山を寄り切って３横綱は順当に白星を重ねた。

　大関陣は、琴奨菊は碧山を寄り切り、稀勢の里は勢を寄り切りで下し２連勝としたが、豪栄道は豪風敗れ、早くも２敗目を喫した。

　また、先場所、十両で史上５人目の１５戦全勝優勝を果たした栃ノ心は２連勝、人気の遠藤は元気なく２連敗となった。