さくら 米切符かなわず…4打差猛追も18番痛恨パット失敗

[ 2014年11月10日 05:30 ]

18番、バーディーパットがカップを蹴り、プレーオフ進出を逃し悔しがる横峯

USLPGAツアー 2014ミズノクラシック~伊勢志摩~最終日

(11月9日 三重県志摩市 近鉄賢島カンツリークラブ=6506ヤード、パー72)
 夢の米ツアー切符まであと、わずかだった。首位に1打差で迎えた最終18番。横峯はカラーから10メートルのバーディーパットを果敢に狙ったが、惜しくも入らなかった。「あれが入っていたら“持っている”と思ったんですけどね」。バーディーを奪えばプレーオフ進出となっただけに、悔やまれる一打となった。

 首位と4打差から出た最終日。逆転優勝の勲章と同時に、米ツアー最終予選会(12月3日~、米フロリダ州)を回避するために来季の米ツアーシード権が与えられる優勝者特典を何としても手にしたかった。だが、強く思えば思うほど、プレッシャーがのしかかる。百戦錬磨の横峯をして「逃げたい気持ちがあった」と言うほどだった。

 緊張に打ち勝ってバーディー発進も、パットのラインは相変わらず読めなかった。「キャディーの言う通りに口を出さないようにした」ものの、グリーン上で首をかしげるシーンが目立った。

 最短距離での米ツアー挑戦はかなわなかったが、リベンジの舞台は残されている。日本で2試合に出場し、初挑戦する最終予選会。次は“快勝”で、野望を遂げる。

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2014年11月10日のニュース