渡部暁、後半距離で盛り返し14位、加藤は19位

[ 2012年12月16日 00:38 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は15日、オーストリアのラムソーで個人第4戦を行い、昨季総合2位の渡部暁斗(北野建設)は14位だった。前半飛躍(HS98メートル、K点90メートル)で39位と出遅れたが、後半距離(10キロ)で盛り返した。マグヌス・モアン(ノルウェー)が今季3勝目、通算21勝目を挙げた。

 前半飛躍で9位だった加藤大平(サッポロノルディックク)は距離で順位を落として19位。永井秀昭(岐阜日野自動車)が22位、渡部善斗(早大)は30位だった。

 ▼渡部暁斗の話 きょうはいい走りだった。後はジャンプが良くなればチャンスはめぐってくる。ジャンプは少し練習が必要。遠征だとなかなか練習できない。

 ▼加藤大平の話 最後はばてた。シングル(1桁順位)に入れなかったので悔しい。集団でうまく走れなかった。あしたまた頑張る。

 ▼永井秀昭の話 助走路にたまった雨で少しスキーが引っかかって(ジャンプは)踏み切りが前のめりになった。ちょっと残念。

 ▼渡部善斗の話 まあしようがないです。ジャンプが良くて距離のスタートが楽な位置ばかりだと駄目だと思ってやった。(共同)

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2012年12月16日のニュース