明大、箱根でもVだ!ラグビー部快挙に刺激

[ 2012年12月16日 06:00 ]

1番ポーズを決める菊地賢人主将(右から3人目)を先頭に、笑顔でウオーミングアップする選手たち

 第89回箱根駅伝で64年ぶりの優勝を狙う明大が15日、東京都世田谷区のグラウンドで練習を公開した。絶対的エースだった鎧坂哲哉(現旭化成)は卒業したものの、3位に入った前回大会のメンバーが8人残る強力布陣。出雲は11位、全日本は5位に沈んだが、両大会を欠場した菊地賢人主将(4年)は箱根を目標に調整しており、上積みも見込める。

 8月下旬に右くるぶし、10月頭には左足首の捻挫と連続して故障に見舞われた菊地主将だが、西弘美監督が「無理をさせずに箱根に向けて調整させた」ことで仕上がりは順調。昨年の2区を区間5位と好走した柱の復帰で「前半の1~3区で起用してチームを流れに乗せたい」と指揮官の信頼も厚い。全日本はエントリーメンバーにすら入れず「焦った」という菊地自身も「今は精神的に成長できたと思う」と振り返る。寮が向かい合わせのラグビー部は、14年ぶりに対抗戦を制覇。千葉県内での合宿中に劇的な早明戦の逆転勝利をテレビ観戦したという主将は「次は競走部の番じゃないか、と。勢いをもらいたい」とメイジ旋風を誓っていた。

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2012年12月16日のニュース