伊東最長不倒95メートル 国内開幕戦V

[ 2012年12月16日 06:00 ]

男子で優勝した伊東大貴の1回目

ノルディックスキー・ジャンプ名寄ピヤシリ大会

(12月15日 北海道名寄市ピヤシリシャンツェ(HS100メートル、K点90メートル))
 国内開幕戦が行われ、男子は右膝のケガの影響で調整中の伊東大貴(26=雪印メグミルク)が1回目94メートル、2回目に最長不倒の95メートルを飛び、合計248・5点で快勝した。渡部弘晃(21=日大)が91メートル、93・5メートルの236・0点の2位で、岡部孝信(42=雪印メグミルク)が3位に入った。

 W杯の序盤戦を欠場して復調に努める日本のエース伊東がK点越えを連発。「優勝でいいスタートが切れた。復帰へのアピールになる」と笑顔で訴えた。1回目は「テークオフ(踏み切り)で上に出過ぎた」が、トップに立った。2回目もさらに1メートル遠くへ飛んだ。春に右膝を痛めて夏場のトレーニングも限られ、飛びたくても飛べない状況が続いたが、じっくり構え「強い、腐らない気持ちだけは持っていた」と好結果につなげた。

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2012年12月16日のニュース