スーパーボウルに思わぬ敵…除雪で7人負傷

[ 2011年2月6日 06:00 ]

 第45回スーパーボウルが深刻な雪害に見舞われた。本番を2日後に控えた4日に試合会場となるカウボーイズ・スタジアムの屋根から氷状の雪の塊が落下。屋外で作業していた7人が負傷し、うち6人(重傷2人)が病院に搬送された。

 グッデル・コミッショナーは「24時間態勢で除雪作業を続ける」と語ったが、空の便もキャンセルが相次いでおり混乱は必至。09年5月開場の同スタジアム(収容10万人)の所在地となるアーリントンの緯度は日本の熊本とほぼ同じだが、このところ異常低温が続いており試合当日も5度前後と予想されている。雪に対する抵抗力がないため起こったハプニング。今季の頂上決戦は思わぬ“敵”と向かい合っている。(アーリントン・奥田秀樹通信員)

 ▽決戦アラカルト ☆ショータイム 国歌独唱はクリスティーナ・アギレラ。ハーフタイム・ショーにはグラミー賞受賞の人気ヒップホップ・グループ、ブラック・アイド・ピーズが出演。
 ☆スタジアム名物 フィールド上部にある大型ビジョンは横49メートル、縦29メートルで世界最大。スタジアムの総工費は約1066億円。
 ☆パブリック・ビューイング スタジアムの真横で開催。200ドル(約1万6400円)の有料で5000人が観戦する予定。

 ◆新人王 今季の新人王が発表され、攻撃部門はラムズのQBサム・ブラッドフォード(23)、守備部門はライオンズのDTエンダマコン・スー(24)が選出された。
 ◆欠場 新人王・攻撃部門の投票で3位となったスティーラーズの先発センター、マーキース・ポーンシー(21)は左足首の故障でスーパーボウルを欠場することになった。

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2011年2月6日のニュース