魁皇、春場所中止で謝罪…調査に「できる限り協力する

[ 2011年2月6日 19:33 ]

大相撲春場所の中止が決まり、頭を下げる大関魁皇

 大相撲の八百長問題で3月の春場所が中止になったことを受け、大関魁皇が6日夜、東京・両国国技館で記者会見に応じ「全国のファン、関係者の皆様に大変なご迷惑、ご心配をお掛けして本当に申し訳ありません」と神妙な表情で謝罪した。

 魁皇はこの日、日本相撲協会の評議員会に現役力士でただ一人出席。7日から相撲協会の特別調査委員会が新たに開始する全関取への調査には「できる限り協力する」と述べた。今後、十両以上の関取で構成する力士会を開いて「何かしら発表しないといけない」との考えも明らかにした。

 春場所以降の本場所開催も不透明な状況だが「稽古はしっかりして、信頼回復にはどうしたらいいのか考えながら過ごしていきたい」と話した。

 ▼魁皇の話 ファン、関係者の皆様に本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。今まで経験のないことで不安はあるが、またいつか(本場所が)再開できるまでしっかりけいこして、信頼回復のためにどうしたらいいのか、考えながら過ごしていきたい。

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2011年2月6日のニュース