しつこく調べる 大相撲「5月の夏場所も微妙だと思う」

[ 2011年2月6日 07:50 ]

大相撲・八百長疑惑

 日本相撲協会が3月13日 に初日を迎える春場所(大阪府立体育会館)を中止する方針を固めたことが5日、明らかになった。

 理事の1人は「こんな状況で場所を開けば混乱を招くだけで、各方面に迷惑がかかる。協会執行部は決断した。特別調査委の調査次第では5月の夏場所も微妙だと思う」と話した。

 この日、両国国技館で会議を行った特別調査委員会の伊藤滋座長(79=早大特命教授)は会見で「72時間で14人を聴取したが、率直に言って時間切れ」と十分な調査ができていないことを吐露。15日にも第2回の中間報告を行いたい意向を示したうえで「まだ、3、4回の報告は必要。最短でも1、2カ月はかかります。本場所の日程に関係なくしつこくやります。調査に専念しているわけで、そんなの(日程は)関係なくていいんだよ」と徹底的に調査することを宣言。5月の夏場所(8日初日、両国国技館)も中止となる可能性も出てきた。

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2011年2月6日のニュース