大海引退で“嫌な風”が吹いた?4大関全滅

[ 2010年1月13日 19:58 ]

 元大関の千代大海が土俵から去ったこの日、4大関が全滅した。

 不調が目立つのが琴光喜で、肩を痛めている栃ノ心に力なく寄り切られた。初日から4連敗で「駄目ですね。当たってすぐに止まってしまった」と伏し目がちだった。
 琴欧洲は鶴竜に、日馬富士は豊ノ島に下手投げで屈し、ともに初黒星。琴欧洲は「また明日頑張る」と絞り出し、日馬富士は「負けは負けなのでしょうがない」とがっくり。ベテランの魁皇は2敗目で「もっと前に出なきゃね」と反省した。
 全勝の朝青龍は「(千代大海の引退で)嫌な風が吹いたんじゃないか」。横綱に余裕を見せつけられる体たらくだった。

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2010年1月13日のニュース