「靴作りの名工」三村氏がアディダスと契約

[ 2010年1月13日 19:56 ]

 米大リーグのイチロー(マリナーズ)や女子マラソンの野口みずき(シスメックス)らのシューズを手掛け、このほどスポーツ用品メーカーのアディダス・ジャパン社と専属アドバイザー契約を結んだ三村仁司氏(61)が13日、東京都内で記者会見し「世界記録を狙えるようなものづくりにこだわっていきたい」と抱負を語った。

 日本を代表する「靴作りの名工」といわれる三村氏は昨年春にアシックスを定年退職したが、メーカーからオファーが殺到。アディダス・ジャパンを選び、野球や陸上のトップ選手のシューズを中心に4月から共同開発していくことになった。「今までの経験と技術を生かし、選手をサポートしていきたい」と話した。

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2010年1月13日のニュース