大海と同じ1976年生まれ…思いさまざま

[ 2010年1月13日 19:56 ]

 千代大海の引退について同じ1976年生まれの力士はそれぞれの思いを語った。

 高見盛は「明日はわが身」と険しい表情。5勝26敗と大の苦手にしていた若の里は「突き放しが強くてまわしに触らせてもらえなかった。同じ歳の人がどんどん辞めていく年齢になったけど、自分は現役を続けたい」と自らを鼓舞した。互いに大関として長年対戦してきた琴光喜は「同じ歳だから寂しい」と、自身の4連敗も重なってか、物憂げな表情だった。
 また、九重部屋の部屋頭となる十両の千代白鵬は「(千代大海から)自覚を持っていけと言われた」と話した。「気合が入った」という、この日の取組では一気の突き、押し相撲で兄弟子の引退に花を添えた。

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2010年1月13日のニュース