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吉田麻也 スペインに東京五輪の雪辱を!「こんなに早く借りを返せるチャンスがある。今度こそ良い結果を」

[ 2022年11月30日 19:35 ]

<日本代表練習>スペイン戦に向け調整する吉田(撮影・小海途 良幹)
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 サッカー日本代表主将のDF吉田麻也(34=シャルケ)が30日、FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組最終戦となるスペイン戦を前にオンライン取材に対応し、「結果が全て。そこを出せるかどうか」と意気込みを語った。

 日本時間12月2日午前4時にキックオフを迎えるスペイン戦に勝てば、2大会連続の決勝トーナメント進出が決まる。W杯3大会連続出場の吉田は「強くなっていると思う。J(リーグが)発足してから間違いなく進化している。レベルアップしている」と日本の進化に手応えを感じつつも、「他国もステップアップしている。そこに追いつき、追い越さないといけない」とキッパリ。「国際大会で結果を出さないといけない。結果が全て。そこを出せるかどうか。成長したと言えるのは結果を出したとき」と続けた。

 スペインは1次リーグ初戦でコスタリカ相手に7ゴールを奪った。日本代表が戦う上でまずは守備が大事になるが、「良い守備するには全員が確信もって“これで守れる”と思う、そのベースを決める、ここいけばこうくる、こうなればそうなる、確信が必要」と吉田。「中途半端なプレスや疑問を抱えていくのは危険」とし、「そこをしっかりと全員が確認して、ピッチに入る。その中で対策された時のオプションを多くを持って行く。勇気とバランスを見定めるのが大事」と話した。

 昨年の東京五輪では準決勝でスペインと対戦し、延長戦の末に0―1で敗れた。五輪代表からは日本が12人、スペインは7人が今大会の代表に選出されており、日本にとっては雪辱を懸けた戦いとなる。オーバーエージ枠で出場した吉田は「DFは相手を知るのは大事。だからこそ五輪で対戦した経験は生きる。やり方や特徴、ボールの動かし方はカテゴリーが違っても変わらない」と話し、「こんなに早く借りを返せるチャンスがある。今度こそ良い結果を残したい」と五輪の借りをW杯で返すことを誓った。

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2022年11月30日のニュース