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守田英正、スペイン戦へ「まず先制されないこと。それが全て」 勝利のカギは「焦れないで我慢すること」

[ 2022年11月30日 05:35 ]

<サッカー日本代表練習>スペイン戦を見据える守田(撮影・西海健太郎)
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 FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組の日本代表は29日、ドーハ市内で第3戦・スペイン戦(12月1日)に向けて練習を行った。練習後にMF守田英正(27=スポルティング)が取材に応じ、スペインから勝利するために大事なことは「焦れないで我慢すること」と語った。

 グループステージ突破へ“大一番”となるスペイン戦に「4―3―3でくると思うし、(パスに)自信があるからこそ引っかけられるチャンスかなと思う。試合中に想定を上回ってくることもあると思うが、フリーズしないように準備したい」と見据えた。

 スペインは日本戦でドイツ戦から最大5人の入れ替えてくる可能性もあるが「関係性の部分は選手によっては質や強度はあると思うが、回し方や戦い方のベースは変わらないと思うので、気にしすぎないようにするべきかなと思う」と意識しすぎないことを強調した。

  右膝の痛みで前日の練習を回避したMF遠藤航はこの日も別メニューで調整しており、スペイン戦を欠場する見通しとなっていることに「彼がいないとボールを奪う意味でも不安が。それが彼の強みだし、それが代表の強みにもなっていたと思う。あんま言いたくないですけど、人によってはもっと攻撃的になるんじゃないかとか、考え方はそれぞれ違うので、あまり深く考えてない」と、不安を口にしながらも前を向いた。

 東京五輪ではスペインにボールを持たれて苦しい展開だったことには「人も違うし、そうなるとは思わない」とした。ただ「守備の部分でボールを持たれることを想定しているので、今まで以上にどこで奪えるかを明確にしないといけない」とし「我慢を強いられる戦いになると思うので、まず先制されないこと。それが全てだと思うので、粘り強い守備から奪った後、ドイツ戦のように仕留め切れるか」とドイツ戦同様の展開となるとした。

 勝利を手にするためには「焦れないで我慢すること」とし「相手をリスペクトした上で、そういう戦いを強いられると思うので、我慢かなというところと、難しい試合になればなるほどセットプレーが重要になので、僕たちが得点するのもそうだし失点するのもそうだし、集中したい」と意気込みを語った。

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2022年11月30日のニュース