「汚いロッカー」「ごみポイ捨て」　W杯で日本関連の悪質加工動画、画像が拡散　批判殺到

FIFAワールドカップ公式ツイッター（@FIFAWorldCup_JP）から

　サッカーFIFAワールドカップで話題になっている「代表の試合後ロッカー」「サポーターによるごみ拾い」が思わぬ展開を見せている。

　1次リーグE組でドイツを逆転で下した23日、さらに日本が0－1でコスタリカに敗れた28日と、ともに「試合後のロッカー」はきれいに整頓されて折り鶴と感謝のメッセージが置かれ、ファンから感動の声が挙がった。また、両試合とも日本人サポーターが客席のごみを拾ってまとめる姿が世界中から称賛を浴びた。

　一方で、海外では悪質な動画や画像が拡散。「日本のファンが袋からゴミを取り出し、笑いながらスタジアムのあちこちに置いていく映像。恥ずべき光景だ」とサポーターがごみ拾いしている様子を逆再生させた動画がツイッター上で投稿された。映像の中の他の人物が後ろ向きに階段を上がっていくなど不自然な点がいくつもあり、すぐに逆再生の悪質投稿と判断されたが「通報した」「全然笑えない」「日本人をからかっている」「やりすぎ」などと批判が殺到した。

　また、ごみが散乱したロッカーに「コスタリカ戦後のロッカー」とテロップがついた画像が出回り、海外メディアがファクトチェックする事態に。過去の他国の代表チームロッカーだったと報じられた。