MF柴崎岳　スペイン戦出場に意欲「自分の強みは一つのパスで局面を変えられること」

谷口と競り合う柴崎（左）（撮影・西海健太郎）
Photo By スポニチ

　FIFAワールドカップ（W杯）カタール大会1次リーグE組の日本代表は29日、ドーハ市内で第3戦・スペイン戦（12月1日）に向けて練習を行った。練習後にMF柴崎岳（30＝レガネス）が取材に応じ「戦い方は言えない範囲がほとんど。ただ、スペイン戦の映像を流して強みや弱みを共有した」と明かした。

　スペイン2部でプレーする柴崎にとっては、スペイン戦（12月1日）は思い入れの強い一戦となる。「相手のことをよく知っているメンバーもいる。ある程度は想像しやすい」と決戦を見据えている。

　前回ロシア大会は全試合に先発出場したベテランもここまで出場機会はゼロ。ただ、右膝痛で出場が不透明なMF遠藤航（29＝シュツットガルト）の代役候補としても期待が高まる。「自分の強みは一つのパスで局面を変えられること。そういうところはチャンスがあると思う」と出場へ意欲を見せた。