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カタール“悪夢”のW杯初出場に…オランダにも惨敗で開催国史上初の1次L3連敗&失点数もワースト更新

[ 2022年11月30日 01:53 ]

FIFA W杯カタール大会1次リーグA組   カタール0ー2オランダ ( 2022年11月29日    アルバイト競技場 )

<オランダ・カタール>W杯開催国史上初の1次リーグ3連敗となり落胆するカタール代表イレブン(AP)
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 サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会は29日から“運命の1次リーグ最終戦”に突入。A組では既に敗退の決まったカタール代表が、オランダ代表に0―2と敗戦。開催国として史上初の1次リーグ3連敗という不名誉な記録を作ってしまった。なお、勝利したオランダ代表は同組1位通過が確定。決勝トーナメント進出残り1枠はセネガル代表がエクアドル代表を2―1と下し、逆転で2位通過を決めた。 出場国

 19年アジア大会王者は異例の6カ月間もの直前合宿を行ったものの結果には結びつかなかった。W杯初出場を果たしたカタールだったが、初戦のエクアドル戦に0―2で敗れ開催国として初の黒星発進。第2戦のセネガル戦ではMFムンタリが記念すべきカタール代表W杯1号弾を決めるも1―3と惨敗。ここでも開催国として史上最速となる2戦目での1次リーグ敗退という不名誉な記録を残してしまった。

 この第3戦でも前半26分に失点。FWハクポにW杯3試合連続ゴールとなる先制点を許すと、後半にも失点し反撃出来ないまま敗戦。“消化試合”となっても詰めかけてくれた大勢のファンへ勝利を届けられないまま、今度は開催国史上初の1次リーグ3連敗という不甲斐ない結果を残し大会を去ることになった。

 ≪10年大会以来2カ国目≫開催国の1次リーグ敗退は10年南アフリカ以来2カ国目。同3連敗は史上初となった。また、開催国が「敗退第1号」となったのはトーナメント制時代を含む第1回からの全22大会で初の屈辱。1次リーグでの失点数「7」も10年南アフリカ(5失点)を上回り開催国としての歴代ワースト記録を更新した。

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2022年11月29日のニュース