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森保監督 スペイン戦ベスト布陣で挑む!決勝Tへ“麻也の力必要”3戦連続先発へ

[ 2022年11月29日 05:10 ]

FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会

報道陣の質問に答える森保監督(撮影・西海 健太郎)
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 コスタリカ戦から一夜明けた28日、日本代表の森保一監督(54)が練習前に囲み取材に応じ、キャプテンのDF吉田への揺るがない信頼を示した。コスタリカ戦では、後半36分に吉田がゴール前から味方へ出そうとした浮き球が中途半端なクリアとなってしまい、相手に拾われて今大会唯一の枠内シュートを決められた。

 痛恨の黒星に直結したミスだったが、指揮官は「選手たちが行ったプレーについては全て私の責任」とキッパリ。吉田はマイボールを大切にするという要求に沿ってプレーしたと擁護し「私が要求したことを彼らが実践してくれた。最後ミスが起こっても止められている状況ではあった」とかばった。

 スペイン戦では金星を挙げたドイツ戦の顔ぶれをベースに、ベストメンバーで臨む見通し。「この試合のベストということで選手は起用したい。3戦連続して出る選手もいると思う」とその吉田らの起用を示唆し、「最大限チームの力、選手個々の力を発揮して勝っていくことに変わりはない」とした。

 前日27日の夜のスペイン―ドイツ戦では、改めてスペインの力を痛感した。「激しく厳しく、その中で技術を発揮でき、お互いが連係連動できる、世界最高のチームだなと思った」。ただ、負けるつもりは毛頭ない。逆境に強い指揮官は「試合で勝ってそこを超えていきたい」と誓った。

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2022年11月29日のニュース