18歳MFガビ　日本戦へ別メニュー調整　ドイツ戦の負傷は“軽傷”もスペイン紙「先発出場は絶望的に」

FIFA　W杯カタール大会1次リーグE組   日本―スペイン （ 2022年12月1日    ハリファ国際スタジアム ）

日本戦に向け別メニュー調整が続くスペイン代表MFガビ（ロイター）

　スペイン紙マルカ（電子版）は29日、スペイン代表MFガビ（18＝バルセロナ）が2日連続でチーム練習に参加しなかったと報道。「日本戦の先発出場は絶望的になった」と伝えた。

　スペインは2戦を終え、1勝1分けの勝ち点4で同組単独トップ。W杯カタール大会1次リーグ第3戦となる日本戦では引き分け以上で自力突破が決まり、さらに敗れたとしてもコスタリカ―ドイツ戦の結果次第では決勝トーナメント進出の可能性を残す状況となった。

　日本戦では主将のMFブスケツがドイツ戦でイエローカードを受けており、日本戦でもう1枚もらうと決勝トーナメント1回戦で出場停止となるためベンチスタートとなることが濃厚に。

　さらにコスタリカ戦でMOM（マン・オブ・ザ・マッチ）獲得し、W杯史上3番目に若い得点者となったMFガビもドイツ戦で膝を打撲したためチーム練習を2日連続で欠席。この日はMFロドリとともに別メニュー調整を行ったという。

　同紙によるとMFガビは日本戦前日となる30日のチーム練習から復帰するもよう。軽傷とみられているが「日本戦の先発出場は絶望的になった」と報道。決勝トーナメント以降の戦いに向け日本戦の起用に慎重な姿勢を報じた。