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【データスタジアム】ゴールまで届かなかった10本のシュート 相手の4倍打ちながら敗戦は初

[ 2022年11月29日 05:10 ]

FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組   日本0―1コスタリカ ( 2022年11月27日    A・ビン・アリ競技場 )

コスタリカ戦でシュートを放つ板倉(中央)(撮影・西海健太郎)
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 【コスタリカ戦分析】日本はシュート16本を放ちながら、1点が果てしなく遠かった。スペイン戦でシュート0本に終わったコスタリカは日本戦も4本と少なかったものの、唯一の枠内シュートが後半36分の決勝点。森保ジャパンが相手の4倍ものシュートを打ちながら敗れたのは初めてで、大舞台の難しさを感じさせた。

 スタッツ上は日本の枠内シュートは3本だが、枠外シュートも3本。残り10本は、相手の守備にブロックされたものだった。日本は5バックを敷き引いて守った相手の守備ラインを崩そうと何度も試みたものの、シュートがゴール付近に達する前にはね返された。

 第3戦スペイン戦では一転、ドイツ戦と同様に相手にボールを支配されることが予想される。ドイツ戦は森保ジャパンで2番目に低い支配率30・5%だったものの、見事な逆転勝利。日本が支配率ワースト5の試合は全て勝利というデータもある。内容と結果が比例しないのも今大会の傾向の一つで、戦う前から悲観する必要はない。

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2022年11月29日のニュース