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ドイツ、28年ぶり逆転負け フリック監督「日本のプレーは非常に効率的だった」

[ 2022年11月25日 05:10 ]

W杯カタール大会1次リーグE組   ドイツ1-2日本 ( 2022年11月23日    ハリファ国際競技場 )

<日本・ドイツ>ガックリのドイツイレブンの横で勝利を喜ぶ日本イレブン(撮影・西海健太郎)
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 ドイツは圧倒的だった前半の優位を生かすことができずに敗戦。フリック監督は「日本のプレーは非常に効率的だった。私のチームで見たいと思っていたことだ」と嘆いた。

 後半に入ってもミュラーやムシアラ、ギュンドアン、ニャブリと好機を重ねてゴールに迫ったが、不発。W杯での逆転負けは94年以来28年ぶり、前半をリードして折り返しながら敗れたのは78年以来44年ぶりの屈辱だった。

 指揮官は「日本は良いチームで素晴らしい選手がいる。戦術も含め、その強さを発揮した」と敗北を受け入れたが、ギュンドアンは険しい表情。板倉のロングパス1本で崩された2失点目に触れ「W杯であれよりも簡単なゴールが決まったことがあったのか分からないね」と吐き捨てた。

 ≪試合前にFIFAに抗議の意思≫ドイツは試合前の記念撮影で選手全員が手で口を覆い、抗議の意思を示した。

 FIFAが欧州7チームの主将が予定していた差別反対を訴える「ワンラブ」運動の腕章着用に処分をちらつかせて断念へ追い込んだことに反発。フリック監督は試合後に「我々の口を封じたことに対するサインだ」と説明した。

 騒動に関する雑音がパフォーマンスに影響したかという問いかけには「それはない。我々は言い訳を探したりしない」と語った。

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