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酒井と冨安は25日も全体トレーニングに参加せず 酒井「痛みはあります」27日コスタリカ戦は絶望的

[ 2022年11月25日 17:42 ]

FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組   日本2―1ドイツ ( 2022年11月23日    ハリファ国際競技場 )

<日本・ドイツ>前半、ラウムと接触した後、左太腿を押さえピッチに倒れ込む酒井(撮影・西海健太郎)
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 FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組の日本代表は25日、ドーハ市内で27日の第2戦コスタリカ戦に向けた練習を行った。

 24日に練習に姿を見せず、ホテルで療養したDF冨安と酒井はこの日も全体トレーニングに参加しなかった。広報によると、酒井は左太腿裏に違和感を訴えて病院で検査。冨安は右太腿裏に違和感を訴えている。2人ともコスタリカ戦以降の出場は絶望的となった。

 酒井は検査結果について「次に向けてやれることはやっていきたい。もちろんこういう大きな大会なので準備は最大限していきたい。もちろん試合に立っていることが理想ですし、そこは最後まで望みは捨てずにやっていきたい。自分としては大会期間中にしっかり戻ってこられると思ってますし、そこは全力でやりたい」と語った。痛みは「もちろん痛みはあります。違和感だけでは試合中に退くことはないので。あとはもう治り次第だと思うので、やれることをやりたい。自分的には焦っていますけど、チームとしては26人いて、そこまでの焦りはないので」と気丈に話した。

 酒井はドイツ戦の後半23分、攻撃参加した際に痛めたとみられ、自ら交代を要求して退いた。後半開始から3バックの一角として出場した冨安は試合終了間際、接触のないシーンでピッチに転倒。最後までプレーしたが、表情をしかめていた。

 試合後、「26人の素晴らしい選手がそろっている。次に向けて良い準備をしたい」とコスタリカ戦出場が微妙な状況であることを示唆。先月の欧州CLチューリヒ戦で同じ部位を痛めた冨安はドイツ戦が復帰戦で「大丈夫か?と書いておいてください」と余裕を見せていたが、再発させた可能性もある

 両者とも森保ジャパンの上位進出に欠かせないピース。遠藤や浅野、守田らコンディション不良の選手が戻ってきた一方で、新たな不安材料もできた。

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