三笘　左ウイングバックで相手守備かく乱　「相手を引きつけてスペースをつくろうと」

FIFAワールドカップ（W杯）カタール大会1次リーグE組   日本2―1ドイツ （ 2022年11月23日    ハリファ国際競技場 ）

＜日本・ドイツ＞後半、ドリブルする三笘（撮影・西海健太郎）
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　攻撃的なウイングバックとして、日本代表MF三笘がドイツ守備網を混乱に陥れた。「高い位置を取ることで相手を引きつけてスペースをつくろうと思っていた」。0―1の後半30分、左サイドから内に切り込み、「最初の（右サイドバックの）ズーレ選手の対応で縦を警戒するのは分かっていた」と相手守備陣が食いついてできたスペースにパス。堂安の同点弾につながる好判断だった。

　21～22年シーズンに所属したベルギー1部サンジロワーズ時代に本職より1列低いウイングバックでプレーした経験が生きた。「そのイメージを持ちながらやっていたところはある」。変幻自在のドリブラーの「意図的にプレーしていた」という頭脳が勝利につながった。