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久保建英 大敗し攻めるしかないコスタリカ相手に「輝きを放てる」イメージ 「自分本来のプレーを」

[ 2022年11月25日 21:25 ]

FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組   日本2―1ドイツ ( 2022年11月23日    ハリファ国際競技場 )

<サッカー日本代表練習>長友と話す久保(右)(撮影・西海健太郎)
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 FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組の日本代表は25日、ドーハ市内で27日の第2戦コスタリカ戦に向けた練習を行った。練習後にMF久保建英(21)は「勝ち点3を取れたのが大きい。ここからメンバーも変わってくると思うが、想定以上の結果を得られて、ここから軌道修正じゃないが、また違う戦い方をできればいいかなと思う」と決意を語った。

 練習では長友らイレブンと笑顔を見せるなど、リラックスした表情を見せていた久保。練習後にはコスタリカのメディアからも取材を受けるなど、ドイツ戦勝利でさらに注目が増す中、2戦目について「(コスタリカの)前回の試合(スペイン戦)の0―7は事故みたいなものなので、2度3度起こることではないので、そういった意味では引かれた方がやりにくいかなと思うが、日本のクオリティーだったら引いた相手を時間をかけて崩せると思うので、前から来られた方が、W杯という舞台もあってどのチームも嫌なのかなと。勝ち点を拾っているチームは前からいっているチームがほとんどなので、前から来られた方が嫌だと思います」と、勝ち点3を取ったからこそ、守りに入らず攻撃的な姿勢を見せていくことが重要だと話した。

 そして「奪った後の最初のパスコースは、もらえれば輝けると思ってるんで。今回は相手が前に出てこないといけないんので、オープンな展開になると思うので、前線の選手が本来の輝きを放てると思う」と後がない相手とのゲームをイメージ。ドイツ戦は歴史的な勝利を挙げたが、自身のパフォーマンスには満足していない。

 「前回(ドイツ戦)は前線の選手で僕を含めてボールタッチ数が一番多い人で6タッチとかだったと思うので、そういった意味で本来の自分を出せないまま終わっている。次からは短い時間でも長い時間でも自分本来のプレーを出せるようにしたい」

 初のW杯の舞台で21歳が輝きを放つのは、これからだ。

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